2007年01月26日

e:cue の Sound to Light 2

e:cueの音楽調光機能のうち、先の記事の物件で使用したレベルメータ的エフェクトについてメモします。

e:cueは音の取り込み口として「AudioDSPエンジン」を持っています。

ecueAudioDSP.jpg

ここで音楽が分析され、音域(バンド)毎のインテンシティが拾われたり、BPMがカウントされたりします。
そしてこの出力をエフェクトエンジンで利用して、DMXの出力がつくられます。

このAudioDSPは、照明に特化してよくできているなあという感じです。
いわゆるオーディオ的なアナライザーと大きく違うのは、ゲインコントロール(感度調整)が動的におこなわれること、さらには、その機能がバンド毎に独立して効くということでしょうか。(この機能はそれぞれon/offできます。)
これは、あくまで照明演出の見栄え、照明が派手に動くための機能です。この機能を使えば、正しい意味でのレベルメーターやスペクトラムアナライザーにはなり得ません。しかし、派手に演出がかかってキレイでしょう。

エフェクトエンジンでは、エフェクトパターンとしてAudioDSPの出力を使うタイプを選択することができ、
・バンドを選択すると、そのインテンシティをDMXのインテンシティに反映、
・グループを作ると、レベルメーター的なバーグラフを作れるようになり、
・さらに「イコライザーグループ」を作ると、レベルメーターがバンド毎に並んだ、スペクトラムアナライザー的なマトリックスを作ることができます。


ちなみに、バンドは16分割となっています。(エフェクトエンジンの方で4つのバンドを平均化して4分割としても使用できます)
各バンドの中心周波数を画面読みで拾ってみると..350Hz,1kHz,1.7kHz...10.7kHzとなっており、どうも680Hz刻みの等間隔になっているようです。オーディオ的な割り方は、オクターブを基本とした指数刻みが基本ですから、ちょっと違っています。
posted by h_ino | e:cue

2007年01月25日

e:cue の Sound to Light

そもそも、当方がPCベースの照明コントローラ e:cue (国内扱いはグラフィカさん)に注目したきっかけは、その音楽同調機能にありました。
【現場メモ】の AoyamaChristmasCircus2006 にも紹介させていただきましたが、クリスマスツリーを音楽レベルメーターのようにエフェクトしたかったのです。
今シーズンのクリスマスツリーでようやく実現したのが、この映像です。


※音が無くてすみません



正直に書きます。元ネタはコレです。


2003年六本木ヒルズができたときに、シンボル的な森タワーと、そこに入居したJ-WAVEのコラボで、"Singing Tower"というイベントがおこなわれました。その映像がコレです。(引きの映像もあればよかったのですが..)
当時まだ空いていた高層ビルのフロアを大胆に使い、J-WAVE音声とリンクしたスペクトラムアナライザーは、遠くからでもしっかり見え、かなり目立っていました。
コレがやりたくてやりたくて...
(Singing Towerを実施された照明屋さんは ABCさん のようです。WORKSのページで遠景の動画を見ることができます。)


それでは、e:cue の Sound to Light の機能について、続けてもう少しメモしたいと思います。
posted by h_ino | e:cue