e:cueは音の取り込み口として「AudioDSPエンジン」を持っています。

ここで音楽が分析され、音域(バンド)毎のインテンシティが拾われたり、BPMがカウントされたりします。
そしてこの出力をエフェクトエンジンで利用して、DMXの出力がつくられます。
このAudioDSPは、照明に特化してよくできているなあという感じです。
いわゆるオーディオ的なアナライザーと大きく違うのは、ゲインコントロール(感度調整)が動的におこなわれること、さらには、その機能がバンド毎に独立して効くということでしょうか。(この機能はそれぞれon/offできます。)
これは、あくまで照明演出の見栄え、照明が派手に動くための機能です。この機能を使えば、正しい意味でのレベルメーターやスペクトラムアナライザーにはなり得ません。しかし、派手に演出がかかってキレイでしょう。
エフェクトエンジンでは、エフェクトパターンとしてAudioDSPの出力を使うタイプを選択することができ、
・バンドを選択すると、そのインテンシティをDMXのインテンシティに反映、
・グループを作ると、レベルメーター的なバーグラフを作れるようになり、
・さらに「イコライザーグループ」を作ると、レベルメーターがバンド毎に並んだ、スペクトラムアナライザー的なマトリックスを作ることができます。
ちなみに、バンドは16分割となっています。(エフェクトエンジンの方で4つのバンドを平均化して4分割としても使用できます)
各バンドの中心周波数を画面読みで拾ってみると..350Hz,1kHz,1.7kHz...10.7kHzとなっており、どうも680Hz刻みの等間隔になっているようです。オーディオ的な割り方は、オクターブを基本とした指数刻みが基本ですから、ちょっと違っています。
